乾燥とコンタクトレンズ
寒い季節につきものなのが…
みなさんこんにちは。潤ヒトミです。
寒いですね~!朝晩の冷え込みに耐え切れずにコートを引っ張りだしてしまいました。
コンタクトレンズ愛用者にとって、これからの季節は空気の乾燥に気をつけなければなりません。
室内にいるからといって油断しているとエアコンなど暖房器具で瞳がカラカラに…
そこで今回は「コンタクトレンズと乾燥」というテーマでレクチャー。
乾燥知らずのコンタクトライフを送っちゃいましょう!
乾燥は指先にも影響を与える?
コンタクトレンズ講座でも瞳の乾燥については何度かレクチャーしてきました。
瞳の乾燥はドライアイの原因になりますので、しっかりと対策をしたいところ。
オフィスなどでパソコンを使って仕事をしていると無意識に瞬きの回数が減ってしまい瞳の乾燥を招きます。
意図的に瞬きの回数を増やすよう意識してみてください。
乾燥対策として私のおすすめは加湿器を設置することです。
今はオフィスに気軽に置けるような小型なものがたくさん販売されています。
デザインも可愛いものが多くインテリアとしても女子のハートをわしづかみです。
使ったことがない方はぜひ試してみて下さい。瞳だけではなくお肌や喉の乾燥予防にもなりますよ・
もう一つ乾燥で気をつけたいのが指先の乾燥です。
瞳と同じく指先も水分を失いがちなこの季節。ちょっとしたことですがコンタクトレンズの容器の開封などしづらくなったことはありませんか?
コンタクトレンズを扱う前には指先の洗浄は欠かせませんが、冷水で洗うとさらにコンタクトレンズを扱いづらく感じます。
ぬるま湯で手を洗う、タオルで十分指先を温めてからコンタクトレンズを扱うとその差は歴然。「なんとなくコンタクトレンズが扱いづらい」と感じたらぜひお試しあれです。
コンタクトレンズがカピカピに!?
瞳の乾燥と指先の乾燥についてレクチャーしましたが、もう一つ気をつけたいのがコンタクトレンズの乾燥です。
一日使い捨てタイプのコンタクトレンズであれば、外してポイッで終わりですが、二週間交換タイプ、一ヵ月交換タイプのコンタクトレンズはケースに保存しなければなりません。
保存液に浸っているコンタクトレンズは瑞々しいことこの上ないのですが当然、放置するとカピカピに乾燥してしまいます。
空気が乾燥している分だけ水分は蒸発しやすいので、うっかり置きっぱなしにしてしまい数時間後見てみると無残なカピカピ状態に…
と、いったことはコンタクトレンズを使っていると誰でもやってしまう“あるある”ですがこの季節は、ちょっとした油断がコンタクトレンズのカピカピを招いてしまうことを忘れないでください。
保存ケースに入れていても、蓋を閉め忘れていて次の日見たら無残な姿に…なんてことも起こりえます。
カピカピのコンタクトレンズは復活するの…?
気を付けていてもついうっかりでカピカピになってしまったコンタクトレンズ。
乾燥したコンタクトレンズは再利用できるのでしょうか?
…答えは“NO”です!
乾燥したコンタクトレンズを保存液に浸すと、元に戻ったような状態にはなりますが、その姿は仮の姿…
水分が抜けてしまったコンタクトレンズは縮んでしまい、変形してしまっています。
そんな状態のコンタクトレンズを元に戻したとしてもどんな不具合があるかは想像に難くないですよね?
これは保存液で元に戻そうが、水道水で元に戻そうが同じことです。
もしも「乾燥したコンタクトレンズを見てみたい!」と思ったならば
使用期限が切れたコンタクトレンズで試してみましょう。
決して興味本位で再利用してはダメですよ!