目の充血を防ぐコンタクトレンズの使い方
目の健康
コンタクトレンズをつけっぱなしで寝てしまい目が真っ赤に。充血は目に大きなダメージが与えられたことを知らせるサインです。見た目にも避けたい充血を防ぐポイントとは?
充血は目からのSOS!
目の充血は、結膜の血管が拡張することで起こります。なんらかの病気でない限り、目の充血は目に直接負担がかかっている場合や、ストレスや疲れから発生します。
充血は目が体の不調や変化を訴えているSOSサインともいえます。十分に休息をとりリフレッシュしてみてください。それでも、回復の兆しがみられない場合は要注意です。他の症状をともなっている可能性が高いでしょう。
コンタクトレンズの劣化が充血を招く
同じハードコンタクトレンズを何年も使っていると、汚れが蓄積して取れなくなっていたり、無理に力を加えて変形していたりする場合があります。汚れも変形も肉眼では確認できないくらいの小さなものもありますが、繊細な目にとっては大問題。悪影響を及ぼすでしょう。
また、ハードコンタクトレンズは目に酸素を通す「酸素透過性」に優れていますが、その機能が低下してきている可能性があります。自分のコンタクトレンズが劣化しているかどうかを知るためには、1日使い捨てタイプのコンタクトレンズを1度試しに使ってみてはいかがでしょうか。
使ってみて今までと全然違う心地よさを感じたら、やはり使用しているコンタクトレンズが劣化している可能性があります。
コンタクトレンズの使用中に充血を防ぐ方法
眼精疲労、結膜炎、眼瞼炎、異物混入、角膜の剥離などの症状が目の充血に繋がっている可能性があります。
コンタクトレンズを装着していなくてもこれらの症状が出ることもありますが、ドライアイによる目の乾燥、コンタクトレンズの使用期限を守らなかったため引き起こされるアレルギー症状など、コンタクトレンズならではの症状もあります。
コンタクトレンズの使用中に充血を防ぐには、「使用方法を守る」につきます。以下のポイントに気をつけて使いましょう。
・コンタクトレンズはいつでも清潔に。
・使用期限を守りましょう。
・正しい装着方法で付け外しを。
・長時間のパソコン業務に要注意。
・環境による目の乾燥にも気をつけよう。
・異変を感じたらすぐに眼科へ。
使い捨てコンタクトレンズを使用する
頻繁に目が充血したり目に違和感を覚えたりする方は、使い捨てタイプのコンタクトレンズも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
使い捨てタイプなら、汚れが付着したり変形したとしても交換コストは最小限で済みます。衛生面を重視するなら1日使い捨てタイプが最善です。コストを抑えたい方は1ヶ月交換タイプでも良いでしょう。
まとめ
充血は目の不調のサインです。改善しないときは、眼科医に相談を。正しい使用方法を守って、安全・清潔にコンタクトライフを過ごしましょう。