コンタクトレンズと度数
コンタクトレンズ度数、合っていますか?
みなさんこんにちは。潤ヒトミです。
突然ですが、みなさんは「度数」について考えたことはありますか?
よく「視力が0.3まで下がった。コンタクトレンズで視力が1.5まで上がった」なんて聞きますが「度数が合っている」ということはどういうことなんでしょうか。
実は度数というのは数字上だけではなく「自分に合っている」ということが重要なんです。
単純に「よく見えるようになったから度数が合っている」ということではないんですね~
そこで今回は「度数」についてレクチャーします。
その度数、本当に合っていますか!?
目のピントを合わせるってどういうこと?
まず大前提として、コンタクトレンズで視力を矯正するってどういうことなんでしょう。
よく目の構造はカメラに例えられますが、写真を撮る際に重要なのが「ピントを合わせる」ということで、目にも同じことが言えます。
このピントが合わないと、対象物がぼやけて見えてしまいます。
対象物を見るのに目を細めたり開いたりするのは、ピントを合わせているんです。
近視を例に挙げますと、ピントの合う範囲が近いため遠くにピントが合わず、ぼやけて見えてしまうことを近視と言います。
そこでコンタクトレンズを入れて、ピントの合う範囲を遠くにずらすことにより、遠くを見えるようにするんですね。
ここでちょっとシンキング!
遠くがよく見えるようになるのは素晴らしいことですが、みなさんの生活環境やお仕事はひとりひとり違います。
遠くがよ~く見えるように合わせるだけがベストアンサーではないかもしれません。
目にとって一番良くないのが、遠くを見たいからと度数を強くしすぎることなんです。
近くのものを見るのが辛くなるだけではなく、眼精疲労の原因にもなります。
「最近肩こりや頭痛が…」なんて方は度数が合っていないかも!?
オフィスワークが多い方や本をよく読まれる方は、少し弱く合わせると楽になるかもしれません。
度数しだいであなたのコンタクトライフが快適にも不快にもなるかもです。
思い当たる方は眼科医さんに一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
近視、遠視でもない乱視って?
「あなたは少し乱視が入っていますね」
こんなことを眼科医さんに言われた方、いらっしゃるかもしれません。
「乱視」ってどんな症状なんでしょうか。
近視や遠視は、距離によって見え方が違う症状ですが、乱視は対象物までの距離に関係なくぼやけて見えてしまう症状です。
どこにもピントが合っていない状態なんです。
「乱視が入っているなんて…」とショックを受けてしまいそうですが、ここでもう一度シンキングタイムです!
実は乱視というのは“ある、なし”ではなく“乱視がどのくらいあるのか”ということが重要になってきます。
もう一つ重要なことを挙げますと、乱視というのは無い方のほうが珍しいくらい、多くの方に入っています。そして最近の検査機器は精度が高いので、ほんのわずかな乱視でも測定してしまうのです。
ではどれぐらいの乱視であれば矯正したほうがいいのでしょうか?
これには個人差がありますので一概には言えませんが、乱視によって疲れ目になっている、ものを見るときにいつも目を細めてしまう、こんな症状が思い当たる方は眼科医さんに相談するといいかもしれません。
「いつもしかめっ面だね」
なんて言われた方は知らず知らずのうちに眉間にシワを寄せているかもしれませんよ?
最近文字が読みづらい…、もしかして老眼?
40代の方で
・目が疲れやすくなった
・携帯の画面がなんだか見づらい
・夕方になると文字が読みづらくなる
こんな症状が出てきたら、もしかすると「老眼」の症状が出てきたかもしれません。
「老眼」なんて言われたら
「まさか!?」「まだまだ若いです!」「認めたくない!」
…こんな風に思ってしまうかもしれません。
ですが老眼は40歳を過ぎたころから誰にでも起こってしまうことなんです。
「まだまだ安心♪」と思っている方も、遅かれ早かれ老眼対策を考えなければならない時がやってきます。早い方ですと、30代から老眼の兆候が現れてくる場合もありますので油断は禁物です。
多くの方が「老眼」に嫌悪感を示すのは「老」という漢字が使われているからですよね。だれか改名してください!
と、わたしの個人的見解はひとまず置いときまして、「もしかして老眼?」と感じたら早めに眼科医さんに相談することをオススメします。
今回は眼科医さんに相談することをオススメしてばかりですが、眼科医さんの判断でコンタクトレンズの度数を下げるだけで、症状が改善することもありますので、相談しない手はありません。
さらなる快適なコンタクトレンズライフを目指して、自分に合った度数をレッツセレクトです!(無理に変えないでくださいね)