ゼッタイ!話したくなる目の話
今日から使える目の小話
みなさんこんにちは。潤ヒトミです。
お盆休みも終わり、学生のみなさんも、そろそろ夏休みの終わりを意識し始める時期ですね。
今年の夏も…出会いが…(遠い目)
はっ!? 意識がどこかに飛びそうになりました!
…わたしの寂しいプライベート話は置いといて、今回は「誰かに話したくなる、ちょっとした目の話」をレクチャーしたいと思います。
ランチタイムや休憩時間など、小話としてお役立ち間違いなしです!
暗闇で「目が慣れる」とはどういう仕組み?
明るいところから急に暗い所ところへ行くと、何も見えなくなりますがおよそだんだん少しず~つ周りが見えるようになります。
みなさん経験ありますよね?
これは、明るいところにいるときは、「瞳孔」という光の量を調節する器官が小さい状態になっていてこの状態のまま、急に暗いところに入ると光の量が足りなくなるためです。
暗闇に慣れてくると、瞳孔が開いて少しず~つ周りが見えるようになってきます。
暗闇の中で目が完全に働き出すのには1時間ほどもかかるそうですが、暗闇で目を慣らすには、自然に目を慣らすよりも、両目をグッとつぶってそれから開いたほうが早く慣れるといわれています。
よく猫の瞳孔が暗闇で開いているのも、光を集めるためなんですね~
「見える」つながりでもう一つ紹介します。
字を書く、箸を持つ、ボールを投げるなどの動作を行うとき、わたしたちは「利き腕」を使いますよね?
実は目にも「利き目」というものがありまして、利き腕と同じように「利き目」は人それぞれ違うんです。
ではでは、利き目はどうやって調べればいいのでしょうか?
① 両手を大きく前に出して両手の親指と人差し指で三角をつくります
② その三角の中に遠くの目標物をいれて見てください。(両目は開けたままです)
③ 次に片方ずつ目を閉じてみて、目標物が大きくずれないで見えるほうが「利き目」ということになります
無意識にカメラのファインダーを覗くときや、片目で狙いを定めるときなど無意識に利き目を使っているはずです。
右左の優劣はないのですが、約6割の方の利き目は右目といわれています。
あなたはどちらでしたか?
赤ちゃんが涙を流さないワケ
わたしたちは悲しいときや嬉しとき、涙を流します。
感情によって涙の質が変わると以前レクチャーしましたが、実は、赤ちゃんは涙を流していないんです!
「赤ちゃんは泣くのが仕事」と言われるほど泣いているイメージがありますが、生まれた直後はまだ脳の発達が十分でないため、精神的・情緒的な興奮がなく、そのため涙は出ていません。
確認する機会はなかなかないのですが、機会があれば注意して見てみてください。
生後3ヶ月までの赤ちゃんは、目を守るための涙の分泌はありますが、角膜や結膜にある神経が十分に発育していないために、目を刺激することによって起こる反射性の涙は出ていないのです。涙ひとつ流すのにも色々大変なんです。
それでは涙つながりでもう一つ。
煙が目に入ると涙が出るのはなぜでしょう?煙って空気ですよね?空気が目に入って泣いていたらわたしたちは常に涙を流していることになります。
実は煙は、空気中に浮いている固体とガス体の集まりで、目にゴミが入るのと同じように煙のつぶ(粒子)が目を刺激しているのです。
また、ガス体に含まれる有毒ガスが目に害を及ぼし、科学的な刺激によっても涙は流れます。このように目が刺激されることによって流れる涙のことを反射性分泌といい、前述した赤ちゃんはこの反射性分泌がないというワケです。
まぶたと肩こりの意外な関係
肩こりで悩んでいる方は大勢いらっしゃると思いますが、まぶたと肩こりは意外な関係性があるってご存知ですか?
「肩こりつら~い」と肩を揉みほぐしているあなた!
もしかして、一重まぶたではないですか?
ずばり言ってしまうと身体の構造から見た場合、一重まぶたの人は二重まぶたの人よりも肩がコリやすい傾向にあるんです!
まぶたが一重か二重の違いで肩こりの症状がそんなに違うものなの?と思われるかも知れませんが、目を開いたり閉じたりするまぶたの筋肉は、頭の筋肉から肩の筋肉まで連動しています。
単純に一重まぶたの人は二重まぶたの人よりもまぶたの脂肪が多く重いため、その分まばたきする時に筋肉の力をより多く使いその結果、頭、首、肩へとまわりまわって肩コリになりやすい、というわけなんです。
もちろん個人差もありますし、肩こりの原因のすべてではないのですが、人は1日に約2万回、まばたきをしているとも言われています。
“塵も積もれば山とな~る”ではないですが、一重まぶたへの負荷は二重まぶた比べて大きくなると考えていいのではないでしょうか。
ちょっと人に話したくなる目の話、いかがでしたでしょうか?
ぜひ友人・知人に話して“ドヤ顔”をキメてください!