ゴロゴロ感と梅雨
ムシムシジメジメ、ゴロゴロ?
みなさんこんにちは。潤ヒトミです。
ムシムシジメジメムシムシ…梅雨!
冒頭から意味不明なことを口走ってしまいましたが、ただいま梅雨まっ最中。
晴れている日は暑いぐらいですが、ジメジメムシムシした日が続くと気分もゲンナリ…
そしてコンタクトレンズにとっても梅雨の時期は油断大敵!
雑菌が繁殖しやすいこの季節はコンタクトレンズ、コンタクトレンズケースともに衛生面に気をつけなければなりません。
ちなみにみなさん、コンタクトレンズを装用していて「ゴロゴロ」した感じを目に覚えたことはありませんか?
意外に思われるかもしれませんが、コンタクトレンズ装着時の「ゴロゴロ感」と梅雨はちょっとした関係があるのです。
そこで今回は梅雨とゴロゴロ感についてレクチャー。
あなたのコンタクトレンズは大丈夫!?
どうしてゴロゴロした感じになるの?
どうしてコンタクトレンズ装着した際に、ゴロゴロした感じになるのでしょうか?
その答えとして、目は細かい神経が集中している、体の中でも特別敏感な器官だからです。
目がゴロゴロするので、レンズを外して確認しても特になにもついていない…
こんな経験ありませんか?
肉眼では見えない傷などでも、目にとっては大きな違和感。
コンタクトレンズを取り扱う時はなるべく指の腹でつまむ、というお話を
コンタクトレンズ講座でもいたしましたが、うっかり爪などで傷をつけてしまうと
違和感、ゴロゴロ感の原因になってしまうからなのです。
コンタクトレンズは装用する際に、どうしても指で触らなければなりませんが、
細心の注意を払って取り扱ってあげてくださいね。
ちょっとした異物が大きな違和感に
レンズの傷が違和感の原因になると前述しましたが、原因は他にも挙げられます。
それは異物の混入です。
まつ毛、タオルの繊維、花粉など、ごくごく小さな異物であっても、目にとっては大きな違和感に。
ゴロゴロする感じを通り越して、痛みを感じてしまう場合もあるほどです。
そんな時は1日使い捨てタイプのコンタクトレンズを使用している方なら、コンタクトレンズを装着したままで使える点眼液を、多めに使用し異物を洗い流してみてください。
2週間交換、1ヶ月交換タイプのコンタクトレンズをお使いの方はケア用のすすぎ液などで、軽くすすぎ洗いをしてみてください。
それでもゴロゴロ感が消えない、といった場合はレンズを交換するか、コンタクトレンズの使用を中止してメガネにしましょう。
もしかすると眼球に傷がついてしまっている場合もありますので、眼科での検査をおすすめします。
コンタクトレンズの汚れでゴロゴロ?
最後にレクチャーするのはレンズの汚れです。
1日使い捨てタイプのコンタクトレンズであれば、毎日交換するので汚れについてはそれほど心配しなくても大丈夫ですが、2週間、1ヶ月交換タイプのコンタクトレンズを使っている方はこの時期、注意が必要です。
梅雨の時期は一年の中でもっとも細菌が発生しやすい時期です。
一般的に最近は暖かく、湿気の多い環境を好みます。
梅雨の時期に食中毒が多いのはこのためです。
「ちゃんとコンタクトレンズのケアをしているから大丈夫!」
といった方でも、コンタクトレンズの汚れが原因でゴロゴロ感を感じることがあります。
それはなぜか?
ずばり!コンタクトレンズケースの汚れが原因なのです!
コンタクトレンズ講座でもケースのケアについてレクチャーしましたが、
梅雨の時期は思わぬところから目に違和感を覚えることがあります。
「コンタクトレンズのケアはばっちりなのに…目に違和感」
こんな方は一度コンタクトレンズケースのケアを見直してみてください。
梅雨が明ければすぐに夏。
正しいケアでジメジメ気分をふっとばしてしまいましょう!