コンタクトレンズと定期検査
定期検査を推進します!
みなさんこんにちは。潤ヒトミです。
当然ですがコンタクトレンズの定期検査、受けていますか?
「定期検査?」「初めて聞いた」「知っているけれど行ったことない」
ふむふむ…どうやら定期検査についての認知はまだまだ低そうです。
定期検査とは簡単に言うと「定期的に検査をして瞳の健康状態を調べ健康な状態を維持する」とってもナイスな検査なのですが、受けていないのは瞳に対して不用心すぎると言わざるとえません。
そこで今回は定期検査についてレクチャー。あなたの瞳は大丈夫?
瞳は知らないうちに傷ついている
「目が乾燥する」「なんだか痛みがある」
といったように自覚症状が瞳に出ればみなさん眼科を受診すると思います。
ですが瞳はこうした自覚症状が無くても知らず知らずのうちに傷ついている場合があります。
傷ができる原因は、瞳に付着したゴミであったりほこりであったり、はたまた乾燥によるものだったり様々です。
この小さな傷、痛みや違和感がないからいい、というワケではなく実は細菌に感染しやすい状態であるといえます。
万全の瞳の状態であれば問題ない細菌でも小さな傷から感染することが十分にありえるからです。
小さな傷は自発的に完治することもありますが、早期発見がなによりの治療法であると言えます。
定期的に検査することで自分では気づかない異常の早期発見につながるのです。
検査ってなにを見ているの?
検査を受けた方ならイメージが湧くかと思いますが、眼科医さんは検査でなにを見ているのでしょう?
定期検査で欠かせないのは「細隙灯顕微鏡検査(さいげきとうけんびきょうけんさ)」です。
瞳に光を当て拡大し瞳に傷がないかどうか細かくチェックする検査で、肉眼では発見するのが難しい小さな傷まで見逃さないというワケです。
もう一つ欠かせないのが「眼圧検査」です。
40代以降、発生率が高くなる緑内障の検査と共に
またコンタクトレンズによる酸素不足が起こっていないかをチェックする役割もあります。
いずれも個人ではできない検査となりますので、その必要性は高いと言えるでしょう。
ここまで言っても定期検査を受けない?
定期検査を受けない方の傾向としてインターネットでの購入、ということが見受けられます。
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。
インターネットで気軽にコンタクトレンズが購入できるようになったことは非常に喜ばしいのですが、その分コンタクトレンズの取り扱い方や危険性を十分に理解しないまま使用している方が多くなってきています。
気軽に購入できる分だけ眼科医で検査を受けるのが面倒、と感じてしまうかもしれませんが多くのメーカーで、定期検査を推奨しています。
定期検査の受診サポートを行っているメーカーもありますので、ぜひ活用してみてください。
定期検査の目安は3ヶ月に1回とされています。
瞳は体の器官の中でもっともむき出しになっている器官です。
そんな瞳を守ることが」できるのはあなた自身です。
定期検査を行い、もっと快適なコンタクトレンズを送りましょう!