スポーツとコンタクトレンズ
身体の接触があるスポーツならソフトコンタクト
コンタクトレンズにはスポーツの種類によって、適応できるもの、できないものがあります。判断基準は運動の激しさの度合いや対戦相手と接触するか否か、といった点です。
身体の接触がないスポーツであるランニングや卓球、テニスは基本的にはどのコンタクトレンズも使うことができます。
ただし、ハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズに比べ目から外れやすく、また高価であるため、使用するのであればいっそうの注意が必要です。
次にバスケットやサッカーといった激しい動きを伴う運動や、身体の接触もあるスポーツになると、衝撃で目からコンタクトが落下しやすくなります。
ハードコンタクトレンズは落下しやすい特性から、これらのスポーツには向いていません。
これらのスポーツでは、ソフトコンタクトレンズが適しています。ソフトコンタクトレンズはハードコンタクトレンズと真逆で、ずれにくく、落下しにくいとされています。
1日使い捨てタイプはどんなスポーツでもOK!
ソフトコンタクトレンズがスポーツに向いている、と上記しましたがおススメは1日使い捨てタイプのソフトコンタクトレンズです。
繰り返しになりますが、ソフトコンタクトレンズは激しく動いても外れにくく、格闘技から淡々とプレーするゴルフまで、どんなスポーツでも対応できるオールラウンドなコンタクトレンズといえます。
ですが屋外で行うスポーツや、ウォータースポーツをする場合、レンズが傷んでしまう可能性があります。1日使い捨てタイプのコンタクトレンズであれば、気軽に交換することができますので衛生面はもちろん、経済面からも安心して使用することができます。
ウォータースポーツの場合、ソフトコンタクトレンズは水分を取り込む性質がありますので、プールや海の水を取り込んだレンズを使用し続けると、レンズの変形や感染症のおそれがありますのでくれぐれもご注意ください
視野が広いコンタクトレンズはスポーツ向き
スポーツ選手は、大多数がコンタクトレンズを使い、眼鏡を使う方は少数派です。
激しい動きを伴うスポーツでは、メガネが邪魔になるから、という理由はありますが、コンタクトレンズの最大の利点は、視野が広いことと視力矯正範囲が広いことです。
視力の足りない点を補うコンタクトレンズは、私たちの活動の可能性を広げてくれるものです。
コンタクトレンズを選ぶ際に、価格やメーカー等で選ぶ方もいると思いますが、
スポーツを行う方であれば、上記のことを参考にコンタクトレンズを選ぶと良いでしょう。