スポーツが得意な目?

スポーツに向いている目

みなさんこんにちは。潤ヒトミです。
寒さも落ち着き、ようやく春!ですね。

暖かくなってきますと、外に出て体を動かしたくなりますが、スポーツのできるできないってなにが関係しているのでしょうか?

身体能力はもちろんですが、スポーツにおいて重要なのが“目”です。

いったいどんな目がスポーツに向いているのでしょうか?

スポーツには動体視力が重要

動体視力 コンタクトレンズ

スポーツをする上でかかせないのが「動体視力」です。
みなさんも一度は耳にしたことがあると思います。

簡単に説明すると「動いている対象物が良く見える」能力といったところでしょうか。

さて、この動態視力。実は2つの種類があるのをご存じですか?

(1)DVA動体視力
(DVA:Dynamic Visual Acuity)

これは“横方向の動き”を判断するという動体視力です。
DVA動体視力の測定方法も、すばやく横に動くものを、いかに速く見抜くかを数値化します。

(2)KVA動体視力
(KVA:Kinetic Visual Acuity)
こちらは、DVA動体視力に対して“前後方向の動き”を判断するという動体視力になります。
遠くから近づいてくるものを、見抜く能力を測定して数値化します。

横と縦の動体視力、DVA動体視力とKVA動体視力のいい人では、向いているスポーツが違うのではないかと言われています。

例えばバスケットボールやサッカーのように、選手の動きやボールの動き、視野が左右に大きく広がるスポーツでは、DVA動体視力が重要であるといえます。

それに対し野球などでは、遠くから近くへ来る速いボールを見極められる、KVA動体視力が大切な能力となります。

残念ながら動態視力を向上させるコンタクトレンズは、まだ開発されておりませんが、近い将来登場するかもしれませんね。

目が回らない回転の仕方

動体視力 回転 スポーツ

動体視力のタイプによって、向いているスポーツと向いていないスポーツがある、とレクチャーしましたが、自分が動く場合はどうでしょうか?

“自分が動く場合”と、わかりずらい表現をしてしまいましたが、フィギュアスケートの選手が高速でスピンをしたり、バレエダンサーが華麗にスピンをしている姿を見たことがあると思います。

あんなにスピンを繰り返せば目が回りそうですが、スピンを終えた後も平然と立っていますよね?

実はあれ「スポッティング」というれっきとした技術なんです。

スポッティングのコツは…

(1)スピンをする時に遠くの一点に集中しそれを見つめる
(2)体を回転させながら、ぎりぎりまでその点を見つめ続ける
(3)頭を回す時には一気に回し、再び遠くの点を見つめる

この動作を繰り返すのだそうです。

言われてみるとどうでしょう、バレエダンサーなどは正面を向いている時間が長いような気がしませんか?

スポッティングが日常で使える場面としては、遊園地のコーヒーカップや運動会で行われる額に棒を当ててクルクル回ったのち走り出す競技(正式名称はなんでしょう?)などあまり利用することがないかもしれません。

訓練しだいで誰でも習得できる技術なので、一度試してみるのもアリかもしれません。

そもそも視力はどうやって決められる?

視力検査 コンタクトレンズ

動体視力のレクチャーをしてまいりましたが、そもそも「視力」はどうやって決められるのでしょうか?

視力検査では“C”のような形を見せられどちらの方向に穴が空いているか答え、「右目1.0、左目1.5」と数値が割り出されます。

この“C”に似た図形は正式名称を発明者の名前をとって「ランドルト環」といいます。

ランドルト環の「視力1.0」の規定は“5m先にある直径7.5mmのランドルト環の、幅1.5mmの切れ目の方向がわかる能力”です。

そして「視力2.0」は“5mの2倍である10m先の切れ目がわかる能力”。

「視力0.5」ならば半分の距離の2.5m先の切れ目がわかる能力、というのが規定となっています。

この理論で考えると、本来は一つのランドルト環の距離を変えて見ることで、視力の検査ができるのですが、いちいち人を動かさないとダメですし、ランドルト環の方向も変えなくてはいけません。そこで手間を省くため、ランドルト環の大きさと向きを変えた「視力表」で検査しているというわけです。

最近ランドルト環がぼやけて見える、と感じてきたならばコンタクトレンズデビューの時かもしれませんよ!?