目の疲れや乾きの原因はスマートフォン?

目の健康

目の疲れや乾きの原因はスマートフォン?

目が乾く原因は、スマートフォンの使い方が関係しているかもしれません。毎日使うものだからこそ、ちょっとした習慣が知らず知らずのうちに目の負担となってしまいます。
今回は、目の乾きとスマートフォンの関係について解説します。

パソコンよりも目が乾くスマートフォン

いまや生活必需品になったスマートフォン。パソコンを長時間使用すると瞬きの回数が減ってドライアイの原因になってしまいますが、スマートフォンでもそれと同じことがいえます。
そのうえ、スマートフォンはパソコンやタブレット端末と比べ画面が小さく、画面と目の距離が近くなることで、ピントを合わせるために凝視してしまい、瞬きの回数がさらに少なくなってしまう傾向にあります。
「仕事が終わった後も目が乾く」「むしろ仕事後のほうが目が乾く」という症状がある方は、スマートフォンの画面を見すぎているのかもしれません。

電車の中で目が乾く

日常生活でスマートフォンの画面をつい見続けてしまう場所といえば「電車の中」。友人と一緒でもない限り、ずっと画面を凝視してしまっているのではないでしょうか。
さらに、電車の中はエアコンがよく効いています。秋から冬にかけては空気も乾燥しており、暖房の風でますます目は乾きがちに。電車の中で時間をつぶすのに適しているスマートフォンですが、長時間の画面の凝視はドライアイへの第一歩です。

スマートフォン症候群で眼精疲労

「スマートフォン症候群」とは、下を向いた姿勢で長時間スマートフォンを使用することで、目の疲れや眼精疲労、ドライアイや肩こりなど体調不良が起こること。首のカーブがなくなり、まっすぐな状態になってしまう「ストレートネック」を引き起こすといわれています。
ストレートネックは首や肩を緊張させ、その影響で目の周囲の筋肉まで緊張させてしまいます。目の筋肉が緊張すると瞳のピントが合わせづらくなり、眼精疲労や頭痛などの思わぬ二次健康被害を引き起こしてしまうのです。

まとめ

スマートフォンの使用はパソコンよりもドライアイになりやすいといわれ、下を向いた姿勢で小さな文字を読むことは想像以上の負担になります。こまめに目を休ませる、肩のストレッチをするなど、目と体のリフレッシュを心がけてみてください。
暗い場所でのスマートフォンの使用はさらに目を疲れさせてしまうので、明るい場所で読むことも意識しましょう。