「目を細めて相手を見ることは失礼」「話す時は相手の目を見て話す」など、目にまつわるマナーは少なくありません。気づかないうちに、うっかり目のマナー違反をしていませんか?

日本人が苦手なアイコンタクト

目と目を合わせるコミュニケーションのことを「アイコンタクト」と呼びます。スポーツの世界では、アイコンタクトは重要なコミュニケーションのひとつ。ビジネスの世界でも相手の感情や心情を読み取る手段として使われています。
日本人は相手の目を見て話すことが苦手だといわれています。日本人特有の生真面目でシャイな国民性が出ているのかもしれませんが、実は江戸時代のしきたりが原因のひとつだといわれているのです。
江戸時代までの日本は身分制度が厳しく、相手の目を見て話すのは無作法という考え方があったそう。特に、武士の世界では相手の顔を見ることさえ失礼とされていたようです。
時代劇などで、殿様が「面を上げい」と言うと家臣が頭を上げるシーンをよく見ます。「許しを得てから相手の顔をみる」という風習の名残から、日本人はアイコンタクトが苦手なのかもしれません。

目を細めるのはなぜ失礼?

遠くの相手の顔を見るときなど、よく見ようと目を細めていませんか?目のピントを合わせるために思わずやってしまいがちですが、これは相手に不快感を与えやすいクセだといえます。
目を細めると相手に不快感を与えてしまうのは、相手をにらみつけているように見られてしまうから。試しに目を細めた自分の顔を鏡で見てみてください。眉間にシワが寄っていませんか?不快な思いをしたときや悩んでいるときの自分を想像して、ハッとする方もいるかもしれません。
目の疲れ、乾燥などで目を細めたくなったら、意識してまばたきをしてみてください。まばたきによって目の表面が潤い、視界がぱっと明るくなります。

正しいケアもマナーのひとつ?

周りの人のためだけでなく、自分のために気を遣うのもマナーだといえます。
コンタクトレンズのケアには気を遣っているけど、コンタクトレンズケースにまで気がまわらないなら目のマナーの見直しを。コンタクトレンズを目に入れたら、ケースはキレイに洗って乾かしましょう。そして定期的に交換することがおすすめです。
接客業に携わっている方にとって、爪先を清潔に保つのは大切なマナーのひとつですが、コンタクトレンズユーザーも指先には気を遣いたいところ。
コンタクトレンズを装着する際に怖いのは、爪の間に発生するカビや細菌です。ネイルアートのデコレーションが剥がれたり浮いたりすることでできる隙間に水などが入り込んで、カビや細菌が繁殖することがあるそうです。カビや細菌自体は、ごく普通に自然環境や体内に存在します。健康な時には感染することはほとんどありませんが、免疫力が低下していると感染のリスクが高まります。
爪に異変を感じたらすぐにネイルを除去して皮膚科に行きましょう。そしてその手でコンタクトレンズを触ってもいいか、医師に相談してください。ネイルを除去したからといって安心せず、専門医の言うことに従ってよりよいコンタクトレンズライフを送りましょう。

眼科に行くのはすっぴんで

眼科にはアイメイクを落としてから行きましょう。
アイメイクをしたままでは目の状態がわかりづらく、診察の妨げとなってしまいます。また診察上、まぶたの裏側を診てもらうことも多々あります。当然アイメイクは崩れてしまいますし、まぶたを触る眼科医もあまりよい気持ちにはならないでしょう。
眼科医が治療に集中できるよう、わたしたちの気遣いも必要なのです。

まとめ

細かいことかもしれませんが、ちょっとした気遣いで毎日が過ごしやすくなります。コンタクトレンズユーザーとして、「目のマナー」も意識してみてはいかがでしょうか。