顔の印象を決定づける重要なメイクポイントといえば「目元」。自分に合ったアイメイクを探求し続けている方も多いのではないでしょうか? 一方、デリケートなパーツということもあり、注意を怠ると目のトラブルを引き起こす原因にもなりかねません。
今回は、アイケアを考えたアイメイクのポイントをお伝えします。

まぶたはとってもデリケート

アイメイクをする上で重要な部分が「まぶた」です。
「人の印象は目で決まる」と言われるように、まぶたをアイシャドウで彩ると顔の印象はガラリと変わります。時には妖艶に、時には清純派に。アイシャドウが顔の印象を決定づけると言っても過言ではありません。
そして、まぶたは体の中で最も柔らかく、デリケートな皮膚だということも忘れてはいけません。新しい化粧品をまぶたに使う場合は、アレルギーやかぶれに対してより注意が必要です。まずは腕など他の皮膚で充分に確かめてから使用しましょう。
まぶたにはもうひとつ気をつけなければならないことがあります。それは、アイラインを引く時に目のフチを触らないということ。
まぶたのフチは皮膚と粘膜の境目です。ここにファンデーションの粉などが付着すると病気の原因となってしまいます。目のフチギリギリにアイラインを引くことは、なかなか簡単ではありません。目の健康を考えて、アイシャドウは飛散しやすいパウダータイプでなくクリームタイプを使うこと、そして少し余裕を持ってアイラインを引くことをおすすめします。

コンタクトレンズはメイクの前に装着

メイクをする前にコンタクトレンズを装着することはとても重要です。
ファンデーションやマスカラなど、化粧品の多くには油成分が含まれおり、石鹸で洗っただけでは完全には落ちないことがあります。汚れが残った指先でコンタクトレンズを装着するとコンタクトレンズに汚れが付着して、思わぬ目の病気を引き起こしてしまうのです。
コンタクトレンズを外すときも同様です。まずは手をキレイに洗ってからコンタクトレンズを外し、その後メイクを落としてください。汚れのついた指先でコンタクトレンズに触れることはとても危険な行為です。

「繊維入り」のマスカラの扱いには注意

まぶたとともに、目を守ってくれているのがまつ毛です。まつ毛はマスカラで長さやボリュームを出すことで、キュート&ゴージャスな印象を与えてくれます。
マスカラには「ボリュームタイプ」「ロングタイプ」「カールタイプ」など、幅広い種類があります。さらに「ウォータープルーフ」「フィルム」「繊維入り」など効果もさまざまです。
そして注意しなければならないのが「繊維入り」のマスカラです。繊維によってボリュームや長さが簡単に出せるのが特徴ですが、この繊維がコンタクトレンズに付着すると洗い落とすことは困難です。どんなタイプであれ、マスカラが付着したコンタクトレンズの使用は絶対に避けてください。無理をせず、新しいコンタクトレンズに変えましょう。

マツエク後は特にケアに気をつけて

マツエクはまつげにエクステンションを特殊な接着剤で装着するメイクです。皮膚に直接貼り付けるわけではないですが、目の周りということもあり専門店で適正検査をおこないます。
マツエクがコンタクトレンズ装用時に邪魔になるようなことがあってはいけません。そのためマツエクの施術時には、どんなコンタクトレンズをどれぐらいの頻度で使用するのか伝える必要があります。日常生活に支障がないようカウンセリングを受けることで、エクステンションの長さやカールの向きなど一人ひとりにあった施術をしてくれるはずです。
ほとんどのマツエクサロンでは、施術中はコンタクトレンズを外すことを勧められるので、メガネを用意しておくと安心です。コンタクトレンズケースも忘れないようご注意を。
また、施術後の経過も大切です。コンタクトレンズにトラブルがあった際、マツエクが原因の可能性もあります。トラブルは眼科医に相談し、決して自分自身で判断しないようにしてください。

花粉症のときはメイクを変えよう

花粉症の症状のひとつとして「目のかゆみ」が挙げられますが、この「かゆみ」がコンタクトレンズ使用者にとっては天敵となります。
コンタクトレンズを使用している時に目をこするのは、とても危険な行為です。手の汚れや化粧品が目に入り、炎症や感染症を引き起こす原因となることや、強くこすると角膜を傷つける可能性もあります。少しでもリスクを減らすために、花粉症のシーズンはメイクに変化をつけましょう。
まず、かゆみでつい目をこすって、目の周りがパンダ状態になってしまうことを避けるために、メイクが落ちやすい下まぶたは触らないようにしましょう。さらに粘膜に近い部分のアイメイクは避けてください。
マスカラはこすれに強いウォータープルーフのタイプがおすすめです。繊維入りはボリュームが出ますが、ポロポロと落ちやすく顔についてしまいます。目に溜まった花粉をさっと落とすためにも、お湯で洗い流せるタイプがベストです。
カラーはにじむと目立つブラックは避け、ブラウンカラーや、しっとり感を出すための透明タイプのマスカラをチョイス。これだけでも目ヂカラはアップします。

眉ラインにも少しの変化を

眉毛は花粉が付きやすい部分です。こまめに拭いて目の近くに花粉を停滞させないことが重要になりますが、マスクで顔が隠れているからこそメイクで眉毛のフォローを。
髪のカラーに合わせて眉毛の色をマスカラでカラーリングしてみてください。ほんのひと手間で洗練された雰囲気になること間違いありません。
もうひとつのポイントが、眉間の幅。マスクをしていると顔の印象がいつもと異なり、目の印象がキツく見えてしまうことも。少しだけ眉間の幅を広くすることで柔らかい表情に映る効果を得られます。
また、花粉症シーズンのファンデーションは、パウダータイプではなくリキッドタイプやクリームタイプが肌に負担をかけずおすすめです。花粉症の症状が出ているときは肌も敏感になっています。パウダータイプの細かい粒子が、過敏になっている目や鼻を刺激し症状を悪化させる可能性があります。

まとめ

コンタクトレンズを使っている方や花粉症の方は特に、目に優しいアイメイクを心がけることが重要です。また、目に少しでも違和感や不快感を感じたら、眼科を受診されることをおすすめします。