ゴロゴロ感とコンタクトレンズ
ゴロゴロするのは休日だけがいい
みなさんこんにちは。潤ヒトミです。
新生活と共にコンタクトレンズデビューを果たしたみなさん、もうコンタクトレンズの使用には慣れたでしょうか?
「快適!」「世界が変わった!」「もう手放せない!」
などなど喜びの声がぞくぞく届いております。
そんな中、お悩みとしてよく聞くのがコンタクトレンズ装用時の“ゴロゴロ感”です。
原因として考えられるのは目の表面の傷であったり、コンタクトレンズの傷、異物の付着などですが、新しく出したばかりのコンタクトレンズでもゴロゴロ感を感じることがあるというのです。
ミステリーです…
そこで今回は目のゴロゴロ感の原因について徹底解明。
犯人は別の場所に潜んでいた!?
清潔にしているつもりでも…
さて、ゴロゴロ感を感じる原因のおさらいですが
・目に傷がついている
・コンタクトレンズに傷がついている
・目かコンタクトレンズに異物が付着している
以上が主だった原因になります。
目に傷がついている場合は何度コンタクトレンズを新しいものに変えてもゴロゴロ感や異物感を覚えるものです。
コンタクトレンズに傷がついている場合はつけ外しの時に傷をつけてしまった、こすり洗いが十分ではなかった、などが原因として挙げられます。
では新しいコンタクトレンズを装用すると“時々”ゴロゴロ感を感じることがある場合、なにが原因なのでしょう。
ずばり!コンタクトレンズを扱う指先に原因があります!
「付ける前に手を洗っているからそれはない」
そう思ったアナタ、コンタクトレンズの扱いに関してバッチリです!
が、問題は手を洗う順番です。
たいていの方は
手を洗う→ブリスター(コンタクトレンズケース)からレンズを取り出す→指先に乗せる→装用する
という順序だと思いますが、ここが盲点なのです。
犯人はまさかの…
それでは謎説きの時間です。
コンタクトレンズには異物が付着していなくても、ブリスターにホコリなどが付着していた場合どうなるでしょう?
そうです。せっかく手を清潔にしてもブリスター自体が汚れていたならばコンタクトレンズに異物が付着する可能性は十分あります。
コンタクトレンズの予備やケースを化粧ポーチやカバンに直接入れている方は多いと思います。化粧品のパウダーやカバンの中のホコリがブリスターやコンタクトレンズケースに付着しますし、洗面所にコンタクトレンズを保管している方も大勢いると思いますが、洗面所はスプレーやパウダーなどが付着しやすい場所です。
また、手を洗ったあとにタオルで手を拭いた場合、タオルの繊維が手に付着することもあります。
持ち運ぶときは小さなジッパーなどに入れる、外箱の蓋をしっかりしめる、手を洗う際にブリスターも流水で軽く流すなど簡易的にできる予防策がたくさんあります。
ぜひお試しあれです。
それでもゴロゴロしてしまったら
「気を遣っていてもゴロゴロしてしまった…」
ということはあります。
それでは実際にゴロゴロ感を覚えた場合、どのように対処すればいいのでしょう?
一番効果的なのはコンタクトレンズを交換する方法ですが、出先や移動中などすぐに交換できない場合もあります。
目薬をさすという方法もありますが、こちらも電車の中などではなかなか実行しづらいものです。
もっとも手軽にできる対処法は“かなり強めに”瞬きを繰り返すことです。
瞳とコンタクトレンズの摩擦によって、異物が取り除かれることがあります。こちらは人目を気にすることなくできる簡易的な方法です。
それでもダメな場合は、目に装用したままコンタクトレンズを指先で触ってください。
そして
1.黒目を顔の中心(鼻)に向け、レンズは顔の外側(耳側)の白目にゆっくりずらす。
2.黒目を正面に戻しながら、レンズもゆっくり黒目にもどす。
ポイントは目の動きとコンタクトレンズの動きをゆっくりと逆にすることです。
こうすることで目とコンタクトレンズの間の異物が取り除かれ、症状が改善することがあります。
あくまで指先は軽~く触れてください。強く押し付けてしまうと他のトラブルを招いてしまうこともありますので…
もうすぐ梅雨がやってきます。少しでも快適なコンタクトレンズライフを送れるようひび気をつけていきましょう!