デパ地下スイ―ツに突撃!
デパ地下スイ―ツの横綱、伊勢丹新宿店
頑張った自分にご褒美を! 疲れたときはこんなこと考えてしまいますね~
リラクゼーション、プチ旅行、エステ…女子的ご褒美は星の数ほどありますが、
やっぱりスイ―ツが食べたい! というわけで、行ってきました伊勢丹新宿店のデパ地下に!
有名パティシエも名を連ねるデパ地下界の横綱的存在(言いすぎ?)の伊勢丹新宿店。わたしのお気に入りスイ―ツをご紹介します!
伊勢丹新宿店に初上陸したバウムクーヘン
まず、ご紹介するのは「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」さんのバウムクーヘン。
こちらはドイツに本店を構える伝統あるカフェで日本には2009年、伊勢丹新宿店に初上陸しました。このバウムクーヘンのなにがすごいって、すべて無添加で作られているということ!
国立ドイツ菓子協会の手引き書にはバウムクーヘンの定義(特別な判定基準)があり、そんな厳しい基準値をクリア―したバウムクーヘンを提供しているのが「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」さんなんです。こだわりを感じます!
お店にはスタンダードなバウムクーヘンとチョコレートでコーティングされた2種類のバウムクーヘンが並んでいます。
迷いましたが、来月にはバレンタインデーが控えているということで、今回はチョコレートをコーティングした「クラシックバウム」をチョイス。バウムクーヘンとチョコの組み合わせはいかに?
それでは早速切り分けて…、むむ!? チョコレートが意外な硬さです。バウムクーヘンに染み込んでいるかと思いきや、はっきりと分かれています。
チョコレートのパリパリ感に手ごたえを感じつつ、いざ…!
うん、バウムクーヘンとチョコレートの組み合わせ、ばっちりです!
優しい甘さのミルク生地に、ほろ苦いビターテイストのチョコレートがベストマッチング。
濃厚なチョコレートがしっとりとした生地と、口の中でほどよく混ざりあっていきます。
チョコレートのテイストはしっかり感じることができますが、口当たりは意外なほどマイルド。無添加のバウムクーヘンが土台になっているからでしょうか? 雑味を感じません。
「チョコレートはちょっと苦手」という男性の方にも喜ばれるかもしれませんね。
バレンタインデーの候補に加えてみるのもアリです。
こちらのバウムクーヘンは取り寄せにも対応していますので、遠方にお住まいの方にもお楽しみいただけます。優しい甘さが癖になりますよ~
地下を抜け出し3Fへ オーガニックキャロットケーキ
伊勢丹新宿店には地下にだけではなく、各フロアにカフェやイートインスペースがあって油断できません。
今回は3Fにある「ローズベーカリー」さんのキャロットケーキをチョイスしてきました。
ローズベーカリーさんはパリで大人気のベーカリーカフェ。素材の持ち味を引き出すナチュラルな料理や菓子が人気で、オーガニック野菜や穀物にこだわっているそうです。
そんなローズベーカリーさんの中で一番人気はキャロットケーキ。
帽子のようにスポンジケーキの上に乗っているクリームチーズをパクリ。
口の中に濃厚なクリームの味わいと、爽やかなチーズの風味が同時に広がります。
特筆すべきは後味がとっても軽いこと。チーズというと後味を引く味わい、といったいイメージがありますが実に爽やかに風味が抜けていきます。
スポンジケーキにフォークを入れると、見た目にもすぐわかる大きさの千切りのニンジンがたっぷりです。口に含むと最初に広がるのはシナモンの香り。砂糖で甘く味付けしてある粗く刻んだニンジンは、ちゃんとニンジンの食感が残っています。
コリコリとした食感はクルミでしょうか。噛むたびに色んな触感に出会って楽しいです。
生地自体は結構甘めで、少し酸味のあるクリームチーズと一緒に食べるとくどくない甘さになるので、男の人にも是非食べてほしいですね。
キャロットケーキとクリームチーズって意外に合うのね…ナイスな発見をしてしまいました。
パティスリー界のピカソ ピエール・エルメ
最後に紹介するのは“パティシエ界のピカソ”と評されるピエール・エルメが出店する「ピエール・エルメ・パリ」のケーキです。
雑誌やメディアでたびたび紹介されていますので、ご存じの方も多いかと思います。
ミーハーなわたしはここぞとばかりに「ドゥ・ミルフィーユ」「モンブラン」「イスパハン」の3つをチョイス。それぞれ味わってみます!
ミルフィーユ
まずはミルフィーユから手をつけてみます。
普通のミルフィーユの2倍くらいはありそうな大きさだけど、フォークを刺した瞬間、あまりのサクサク加減に思わず感動! どこを食べてもサクサクです!
ミルフィーユと言えば生クリームに苺が定番ですが、このミルフィーユはキャラメル風味で、どこを食べても香ばしい。
2種類のクリームがサクサクのパイで挟まれていて、上のキャラメルクリームはほろ苦いキャラメル味。これがまたサクサクのパイ生地にベストマッチ。
下層部のヘーゼルナッツクリームには細かく刻んだナッツが入っていて、食感が楽しいです。
クリームの中にナッツが入っていると何故にこんなに幸せなんでしょう。
生地もクリームもどれも美味しくて、全部一緒に食べるとより美味しさアップです。
モンブラン
次に食すのは見た目はオーソドックスなモンブラン。
マロンクリームだけだと、ちょっと渋いくらい栗の味がします。
想像以上に栗そのままの味わいですが、中にたっぷり入っている生クリームと一緒に食べると2種類のクリームが交わってまろやかな甘さになります。計算されてますね~
下の土台は普通はスポンジケーキですが、クッキー生地を使用しているので2つのクリームの中にサクサクの食感があり、いつまで食べてても飽きないんです。
ちょっと大人なモンブランをお探しの方にぴったりです。
イスパハン
最後は、大きなピンクのマカロンが目をひく、クランベリーとクリームがサンドされている女の子が思わず選んでしまいそうなケーキ「イスパハン」。
「イスパハン」とはピンク色のローズの名前です。
実はピエール・エルメ・パリはマカロンの名店として知られているんです。これはハードルが上がりましたがどうでしょうか?
いざマカロンを食すと、しつこくない!サクサクで口の中で崩れていきます。さすが、マカロンの名店!
サンドされてるクリームは普通の生クリームじゃなくて、甘さ控えめのバタークリーム。
ほのかにバラのような風味があると思ったら、真ん中にライチが。
これは嬉しい不意打ちです。
バタークリーム自体はそんなに甘くないけど、マカロンに甘みがありますので、甘酸っぱいクランベリーと一緒に食べるとくどくない甘さになります。
全部を一緒に食べて完成される味ですね。ピエール・エルメ、恐るべしです。
伊勢丹新宿店に死角なし?
駆け足で紹介しましたが、どれも「さすが伊勢丹のデパ地下スイ―ツ!」 といった感じでハズレ無しでした。
伊勢丹デパ地下スイ―ツを全部食べたわけではありませんが、老舗デパートに入っているだけあって、どのお店もクオリティが高いスイ―ツが並んでいました。長い時間をかけて自分のお気に入りを探すのも良し、ちょっと贅沢したいときに時間をかけて選ぶのも良しです。
お近くにお越しの際はぜひ寄ってみてください。