コンタクトレンズの素材

コンタクトレンズは種類によって素材が違う

毎日、何気なく使っているコンタクトレンズ。
そんなコンタクトレンズが何でできているか考えたことはありますか?

コンタクトレンズは素材によって4種類に分類されます。

①ハードコンタクトレンズ
②酸素透過性ハードコンタクトレンズ
③ソフトコンタクトレンズ
④非含水性ソフトコンタクトレンズ

ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズはよく耳にすると思いますが、酸素透過性、非含水性とは一体どういうコンタクトのことを指すのでしょうか。

1つずつ見ていきましょう。

コンタクトレンズのそれぞれの素材

①ハードコンタクトレンズ
ハードコンタクトレンズの素材にはPMMA(Polymethylmethacrylate, ポリメチルメタアクリレート)というアクリル樹脂の硬質プラスチックを使ったもので、純粋なPMMAは、加工しやすく耐久性に優れています。しかしながら、酸素を通さない性質から装用時間に限界があったり、装用時の違和感が大きく、現在はほとんど使われていません。

②酸素透過性ハードコンタクトレンズ
酸素透過性ハードコンタクトレンズ(O2レンズ、RGPレンズ、Rigid Gas Permeable Lens)と呼ばれるものは、PMMAにケイ素を加えることで酸素を透過するようにしたものです。
現在普及しているハードコンタクトレンズは、ほとんどがこのタイプになります。


ハードコンタクトレンズとしては比較的に柔らかくなりますが、乱暴に扱うとレンズが傷つくことがあるので注意が必要です。素材はメーカーにより様々ですが、シリコン/アクリル系の材質がよく使われています。 ハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズと比べ、一般的に酸素透過率が高いことから角膜に多くの酸素を供給できます。

③ソフトコンタクトレンズ
ソフトコンタクトレンズは水分を含むと柔らかくなるプラスチックを使用したレンズです。
材質は親水性の合成高分子化合物主成分であるHEMA(ヒドロキシエチルメタクリレートHydroxyethylmethacrylate)という素材が多く使われています。この素材は、弾力性に富むので、コンタクトレンズ装着時の違和感が小さいです。

但し、損傷しやすく、乾くと脆弱になります。

現在普及しているソフトコンタクトレンズはこのタイプのレンズになります。

④非含水性コンタクトレンズ
非含水性ソフトコンタクトレンズとは、酸素を透過する水分を含まない素材を使用したソフトコンタクトレンズです。現在ではあまり多く使用されていなく、日本での入手は難しいようです。素材はシリコンラバー、ブチルアクリレートなどで出来ています。